2007年12月2日日曜日

ミンスミートパイ


英国の伝統的なクリスマス料理のミンスミートパイは、キリストのゆりかごを表しています。したがって元々は楕円形でしたが、現在では円形が多くなっ ています。このパイに詰めるミンスミートとは、貴重な挽き肉を長持ちさせるためにスパイスやドライフルーツ、油脂、酒などを混ぜたのが始まりでした。やが て肉の割合が減り、今日ではまったく入れなくなりましたが、名前だけが残っています。
フランスのブッシュドノエル、イタリアのバネトーネ、ドイツのシュトレンなどと共に、長く愛されているクリスマス菓子です。
一年に一度、本物の味に挑戦してみましょう。

ミンスミート(Mince Meat)

◆材料
りんこ゛(紅玉など)        5~6個
オレンジ              1個
レモン              1個
ドライフルーツMIX       460g
(レーズン、クランベリー、プルーン等)
オレンジピール        1個分
レモンピール          1個分
砂糖               120g
無塩バター           120g
ブランデーorラム酒      150cc
シナモンパウダー        大さじ1/2
ナツメグパウダー        大さじ1/2
オールスパイスパウダー   大さじ1/2
クローブパウダー       小さじ1/2

【作り方】
①りんごは皮をむき1センチ角ぐらいの薄切りにする。
②オレンジとレモンは皮も使うので、よく水洗いしてから汁を絞る。種は取り除いておく。
③オレンジとレモンの皮をむき細かいみじん切りにする。

④鍋に、①②③とその他の材料をすべて入れ、汁気がなくなるまで煮詰める。
⑤焦げないように火加減に注意し、木べらなどで混ぜながら作業する。仕上がりは2/3ぐらいに減る。

⑥粗熱をとってから清潔な容器に移し、数日寝かせて完成。冬季は冷暗所で保存可能。完成品は1.3.~1.5キロになる。

利用法として、パウンドケーキやカップケーキの材料、ジャムのようにパンにつけたり、アイスクリームやヨーグルトのトッピングにも。
クルミやアーモンド、リキュールなどを追加すると更に美味しくなります。色々と工夫しながら、今年の味を作り出してください。

ミンスミートパイ

◆材料(10~12個分)
冷凍パイ生地                2枚
薄力粉(打ち粉用)             少々
卵黄                    一個分
ミンスミート            小さじ10~12

【作り方】
⑦室温に戻した冷凍パイシートを、めん棒で厚さ2ミリぐらいに伸ばし、直径6~7㎝ぐらいの丸い型で抜く。一枚の冷凍パイシートで10~12枚とれる。打ち粉を使いながら作業するとよい。

⑧型抜きした生地の中央にミンスミートを小さじ1のせ、もう一枚の生地をかぶせて、周囲をフォークや指で押さえる。
⑨ナイフで中央に切り込みを入れる。これは空気穴と飾りを兼ねている。キリストの十字架?
⑩艶出し用の卵液をハケで塗り、オーブンシートをしいたオーブン皿にのせ、200℃で15~20分焼く。少し膨張するので、間隔をあけて並べる。

出来立ての熱々は、やはり美味しいです。冷めたら少しだけ電子レンジなどで温めてください。クリスマスのプレゼントに添えても喜ばれます。市販のミンスミート(ロバートソン、フォートナムメイソンなど)を使えば手軽に作れます。

2007年11月2日金曜日

歯磨き粉

発ガンやアレルギー性の添加物を含む市販の歯磨き粉には、やはり不安があります。
料理にも使える素材とハーブやスパイスを組み合わせて、オリジナル歯磨き粉を作りましょう。
口腔衛生は大切です。歯周病を放置すると全身疾患にも影響するので、決しておろそかに出来ません。
一生、自分の歯で食べるために、食後の歯磨きを忘れずに。

 

素材説明

○炭酸水素ナトリュウム
別名は重曹。穏やかな研磨剤、引き締めと殺菌効果あり。
歯垢による酸を中和し腐食を抑える。歯石がたまりにくくなり口臭も防ぐ。人体に無害で環境にも優しい
(注意)塩分制限のある方には不向き

○ペパーミント
殺菌、消毒、消炎、収斂作用 清涼感 歯痛緩和
○セージ
殺菌、消毒作用 引き締め効果、炎症を抑える
○タイム
殺菌、消毒作用と爽やかな香り

 

●ハーブ歯磨き粉

{材料と用具}
重曹(炭酸水素ナトリュウム) 大さじ8
ペパーミントパウダ ー     すりきり小さじ4
セージパウダー          小さじ1/4
タイムパウダー         小さじ1/4
パウダー用容器         一つ
電動ミルか乳鉢
茶漉し
ジョウゴ

[作り方]
1. 重曹のダマを、乳鉢の乳棒などであたっておく。

2. 電動ミルか乳鉢で、ドライハーブ(ミント、セージ、タイム)をパウダー状にし、さらに茶漉しでこしておく。ミントの茎は最初から取り除いておく。

3. ダマのない重曹にハーブパウダーを加えて混ぜ合わせ、ジョウゴで専用容器に移して完成。

歯ブラシに適量をふりかけて使用する。最初は泡がたたず物足りないが、慣れてくるとさっぱりした使用感ですっきりする。
歯磨き粉は、洗剤のように界面活性剤などの泡で落とすのではなく、ブラッシングによって汚れを落とすもの。発泡剤がなく泡だたなくても十分きれいになる。

●ローズ歯磨き粉

{材料と用具}
天然塩(細かい粒子)               小さじ4
ローズパウダー (ローズピンク花びら)    すりきり小さじ1
ローズモロッコオイル(天然精油)        一滴
クリーム容器                    一つ
塩ベースのレシピです。すべての材料を混ぜれば完成。
シナモンやクローブも歯磨き粉にむきます。一度ためしてみてください。

2007年10月12日金曜日

香油

香りは神への儀式、死者への弔い、病人の薬、異性への媚薬などに使われてきました。古代エジプトでは、照りつける太陽の日差しから守るた め、香油を実用目的で皮膚につけていました。没薬や乳香で香り付けされたものもあったようです。オニキスやガラス、象牙などの香油壷も残されています。
安全で手軽に入手できる植物油をベースに、天然の精油をブレンドしたオリジナル香油を作ってみましょう。
香油名は、左からローズガーデン、ハーブガーデン、シトラスガーデンです。

 

香油名 ローズガーデン

■材料 <ベースオイルと容器、用具>
グレープシードオイル        10ml
ロールオンタイプボトル       1本
メスシリンダー20ml計量用    一つ
ムエット(試香紙)          適宜

■材料 <精油類>
パルマローズ              1滴
ブルガリアローズ            1滴
ローズモロッコ             1滴
アルバローズ              1滴
ローズゼラニュウム          1滴
ベンゾイン                1滴
乳香(フランキンセンス) or 没薬(ミルラ) どちらか一種を微量


*精油説明
ベンゾイン(安息香)
エゴノキ科 落葉植物の樹脂 別名スチラックス
樹皮の切り込みから樹脂を採取
バニラに似た濃厚な甘みのある芳香で保留剤
名前から推察できるように、咳や痰の薬
 



左:乳香(フランキンセンス)
カンラン科 別名オリバナム
樹皮に傷をつけ一粒づつ樹脂を採取
新約聖書にも登場する有名な香料
薫香、、薬(潰瘍、赤痢、熱病、鎮痛)
保留効果が高い

右:没薬(ミルラ)
カンラン科 コミイフォラ属の木の樹脂が本来のミルラだが、60種類以上の同属種も混合して扱われている。紀元前2000年頃から、香料、化粧品、薫香、ミイラ作りなどに利用されていた。こげ茶色の樹脂の塊は、すぐれた保留剤

■作り方

①ロールオンタイプの容器に、メスシリンダーを使ってグレープシードオイルを入れる。
②精油を加えていく。ドロップタイプの容器は、落ちる速さが違うので慎重に取り扱う。
③乳香と没薬のどちらか一つを選び、爪楊枝に浸してロールオンボトルの中を掻き混ぜる。これで微量加えることになる。
最後の乳香と没薬を選ぶ時は、ムエット(試香紙)に精油をしみ込ませて調和を確認して決める。単独では好感を持てない香りも、調香によって変化する。

■使い方

よく振ってから直接皮膚に塗る。ロールオンタイプなので使いやすい。尚、シトラス系の香りの場合はシミなどの心配があるので、洋服の中に隠れる場所へ。

賦香率は3%でオーデコロン並み  持続時間は1~2時間
香水に使うアルコール類にアレルギーのある方にも、植物油ベースは安心。香りは控えめだから気軽に気分転換を。
グレープシードオイルは酸化しにくいので、直射日光を避け冷暗所に置けば、半年くらい保存可能。
秋から冬にかけては、皮膚の乾燥が気になる季節。ヒジやカカトの応急処置にも役立つので持ち歩くと便利。

2007年7月2日月曜日

ハーブ染め<赤ジソ>

火を使わずに酸性抽出で染めました。この染め方は美しい色合いが特徴です。
梅干しなどでお馴染みの赤紫蘇からは、綺麗な紫色が得られます。模様は、輪ゴムで絞って作りました。
はかなく移ろう自然からの贈り物は、時がたつと落ち着いたシックな色に変化します。季節が巡ってきたら重ね染めの楽しみもあるので、長く愛着のある作品になりそうです。

■材料
シルクシフォン楊柳ストール(43×130cm)  一枚
赤ジソ塩もみパック               500g
水                         400cc
酢                         200cc
排水口用ネット(不織布)            一枚
輪ゴム                      適宜
.
■作り方
①輪ゴムで絞り模様を作る。
強めに巻くとくっきりとした模様が出る。
弱く巻くとソフトなぼかし模様に仕上がる。

②精錬作業
絞り終わったら約30度のぬるま湯に30分ぐらいつけておく。

③排水口用ネットに入れた塩揉み済みの赤ジソに酢をかけ、ボールの中でよく揉んでから絞る。

④分量の水を加えて染色液を作る。
⑤精錬した生地をしっかり絞り、④の染色液に浸ける。色むらにならないように、時々上下を返し生地の空気は抜く。濃く染めたい時は長く浸けておく。下記の写真のストールは、14時間染めたもの。

⑥染色した生地を取りだし、流水で水の色が変らなくなるまで洗って絞る。生地を傷めないように注意して輪ゴムを外し、もう一度水の中で振り洗いをしてから、形を整えて陰干しする。

⑦アイロンは完全に乾いてから、あて布をして低温ドライ。スチームの熱い水滴がかかると色褪せる。万一の場合は、薄めた染液か酢を浸けて水洗いするとよい。洗濯は中性洗剤で手洗い。直射日光に弱いので避けること。

2007年6月2日土曜日

ケイジャン料理

アメリカ南部料理は、ケイジャン料理と呼ばれています。野菜たっぷりのスパイシーなスープと、ミントの爽やかな香りがバーボンウイスキーの味を引き立てる、夏のカクテルを紹介します。栄養バランスのよい食事で、元気に夏を乗りきりましょう。

 

<ガンボスープ>

■材料(4人分)

  • オクラ         12本
  • タマネギ       中1個
  • ニンジン       中1本
  • セロリ        1本
  • パセリ        少々
  • トマト缶詰      一缶
  • ニンニク       一片
  • 鳥モモ肉      200g
  • ベーコン        80g
  • エビ          20尾
  • サラダ油       大さじ2
  • 固形コンソメ     一つ
  • 水           4カップ
  • 白ワイン        55cc
  • ケイジャンスパイス 小さじ4
  • 塩、コショウ     適宜
*ケイジャンスパイス(配合割合)
  • カイエンペッパー    小さじ1
  • オニオンパウダー    小さじ1
  • ガーリックパウダー   小さじ1
  • パプリカ         小さじ1
  • ホワイトペッパー    小さじ3/4
  • ブラックペッパー    小さじ3/4
  • タイム          小さじ1/2
  • オレガノ         小さじ1/2
  • 塩             小さじ2と1/2

■作り方

1.エビは殻をむき背に包丁を入れて背わたを取り、軽く塩をふって白ワイン5ccを振りかけておく。

2.ニンニク、タマネギ、セロリ、ニンジンは粗みじん切り、鶏肉は3センチ角、ベーコンは5ミリ幅、オクラは3ミリの輪切りに下ごしらえしておく。

3.油を入れたフライパンを中火にし、ニンニク、タマネギ、セロリを炒め、全体が透き通ってきたら、ニンジン、鶏肉、ベーコンも加えてさらに炒める。

4.水とコンソメを入れた鍋に、3と缶詰のトマトを加えて煮る。あればパセリの軸も一緒に。

5.煮立ったらオクラと白ワイン50ccも入れて、中火で10分くらい煮る。その後、ケイジャンスパイスの半量を加えて、弱火でトロミがつくまで加熱する。

6.トロミが出たら、エビと残りのケイジャンスパイスを入れ、一煮立ちしてから味を見て、塩、コショウで整えて完成。パセリのみじんぎりを彩りにふりかける。

食べ方は、固めに炊いたご飯にかけるのが一般的だが、かりっと焼いたフランスパンやパスタにも合う。オクラのトロミを利用したヘルシーな料理。具は好みで自由にアレンジしてください。

 

<夏のカクテル>

アメリカ南部の夏の代表的なカクテル。五月の第一土曜日に開催するケンタッキーダービーの公式飲料でもある。 ミントジュレップ

■材料

  • バーボンウィスキー          30ml
  • 砂糖                   小さじ1
  • ミントの葉                10枚
  • 炭酸水(ミネラルウォーターでも)  30ml
  • 氷                     適量

■作り方

  1. ミントの葉と砂糖をタンブラーに入れ、ミントの葉をつぶしながら砂糖を溶かす。
  2. 氷とウイスキーを加え、炭酸水かミネラルウォーターを注いで、よく混ぜる。

2007年5月14日月曜日

フィールドワーク<藍染め体験>

東京の駒込界隈を散策し、本藍染めを体験しました。旧古河庭園のバラはもとより、
写真(上)のジャーマンアイリスが美しい花を咲かせていました。
旧古河庭園
風にバラの香りが漂う園内を見学しました。売店には、バラの苗木をはじめ、バラのアイスクリームやクッキー、羊羹などもありました。
見事なバラの花に見とれて、日々の疲れも癒される一時でした。バラ祭りの期間には、三脚の貸し出しがあるそうです。是非、カメラ持参でお出かけください。

藍染め体験 (六義園近くの工房布礼愛にて)

かご染め、ひねり染めでハンカチを染めました。エプロン、ゴム手袋を借り、約30分ほどで完成。
予算は千円です。その他、Tシャツなども出来ます。予約なしで常時受け付けしています。

ひねり染めの下準備
輪ゴムで止めてから藍に浸して染めます。今回は薄い藍に二回、濃い藍に一回漬けました。漬ける時間は各30秒です。

染色後、余分な染料を熱湯で洗い落とします。

空気に触れて、一層青く発色します。

今回のフィールドワークは、5/12(土)に実施。第二日曜日の母の日です。店先では、藍の苗も販売していました。

最後に、六義園に立ち寄りました。有名な枝垂桜は若葉になっていました。茶店は、抹茶と和菓子を楽しむ人で大賑わい。池には大きな錦鯉や甲羅干しの亀。鳩や鳥、蝶などもやってきて、都会のオアシスのようでした。

2007年4月11日水曜日

ハーブビネガー

ハーブの味と香りと色も楽しめるビネガーです。左から、タラゴンやバジルを使った料理用、飲用として中央はローズ、右はラベンダー入り。
なお、写真のビネガーの色は、すべて天然の色素です。飾っておいても素敵。これから、ハーブが元気に育つ季節です。収穫したら是非作ってみましょう。
写真の料理用ハーブビネガーは、ダークオパール(レッドバジル)の色素が出て、やがてトップの写真のようにワインカラーに色づく

【ハーブビネガー】

■材料

  • アップルビネガー         250ml
    ビネガーボトル(ガラス製)    一つ
下記のハーブを加えて作る
  • <料理用ハーブビネガー>
    フレンチタラゴンフレッシュ  2枝
    ダークオパールドライ     小枝3本
    ローズマリードライ       少々
    タイムドライ           少々
  • <飲用ローズビネガー>
    ローズピンク          大さじ1山
  • <飲用ラベンダービネガー>
    ラベンダー           大さじ1すりきり

■作り方のポイント

フレッシュハーブは水洗い後、完全に水分を除去してから使用する。水分が残っているとカビや腐敗の原因となる。冷暗所で一週間ほど漬け込めば完成。時々、軽くゆすると早く抽出できる。

■利用法

ドレッシング、マリネ、フライや焼魚にかけて、ソースやタレ作りに、ローズマリーは薄めてリンスにも。
スパイスと組み合わせて作ってもよい。
飲用のビネガーは甘みを加えてから、熱湯や冷水、炭酸などで、約五倍に薄めて飲みましょう。さっばりとして、疲労回復に役立ちます。
ハーブビネガーを使った簡単レシピ紹介

【ライスサラダ】


■材料  六人前

  • 米                 2合
  • トマト               中1個
  • パセリ(みじん切り)      大さじ2
  • タマゴ              3個
  • ハム               6枚
  • ブラックオリーブ        20個
  • サニーレタス           3枚
  • ミントの葉            適宜
  • ドレッシング
    ハーブビネガー        大さじ2
    サラタ油            大さじ2
    塩                小さじすりきり1
    白コショウ           少々
    タマネギのみじん切り    大さじ4

■作り方

  1. 米を固めに炊飯する。(残りご飯でもOK)
  2. トマトは種を取って一口大、ハムは1センチ角、ブラックオリーブは輪切り、パセリはみじん切り
    タマゴは固ゆでにして、粗みじん切り
  3. ドレッシングの材料を合わせ混ぜ、水にさらしておいたタマネギも加える。
  4. ご飯が温かい内に3のドレッシングをかけ、タマゴ以外の材料を加え、米がつぶれないように ざっくりと混ぜ合わせる。
  5. サニーレタスの上に盛り、ゆで卵とミントの葉をちぎって飾れば完成。

手巻き寿司のようにレタスで巻くと食べやすい。あれば、エディブルフラワーや無農薬のハーブの花を飾るときれい。具は生ハムやサーモンなど自由に選んでください。冷やしすぎると固くなるので、冷蔵庫の野菜室で保存を。お酢の殺菌効果で3~4日は持つ。夏場の弁当にお勧め。

2007年3月1日木曜日

コサージュ

レッドローズの香りが、動きにつれて漂います。様々なシーンに応用できるよう工夫してあります。クリップもセットしてあるので、帽子やバッグ、スカーフなどにも役立ちます。

■材料

  • シルバーワイヤーリボン(幅6cm)      150cm
  • ピンクボカシワイヤーリボン(幅3.5cm)    40cm
  • ラメ入りショッキングピンクオーガンジー   7×7cm
  • 白フェルト                    5×6.5cm
  • ローズレッドペタル               小さじ4~5
  • コサージュピン                 一つ
  • コサージュ用クリップ             一つ
  • 白マラボウ(水鳥の羽根)           一つ
  • フラワーパーツ(揺れる飾り)         2本
  • フラワーテープ
  • 型紙(四角、六角)用の紙
  • 木工用ボンド
  • 白とピンクの手縫い糸

■作り方

1、四角と六角の型紙を作る。まち針の通る厚さの紙を使用する。

2.六角の型紙に、シルバーワイヤーリボン(60cm)をマチ針で止め、外側の縁5ミリぐらいのところを、白糸でぐし縫いする。三角に重なった余分なリボンはカットしておく。縫い終わったら糸を引き絞り、六枚の花びらを仕立てる。糸は切らずに長いまま残す。

3.四角の型紙でも②と同様に縫い絞り、四枚の花びらを作る。こちらも重なったところはカットする。シルバーリボンの長さは45cm必要。

4.ピンクボカシ(40cm)のリボンも3と同じように仕立てる。

5.シルバーワイヤーリボンの残り30cmを三等分し、各々の中にレッドローズを詰めて口を閉じ、三個の花びらパーツを作る。

6.オーガンジーを丸く串縫いし、レッドローズを包んで絞った花芯を、ピンクボカシの四枚花びらで包み込んで縫いとめる。

7.シルバー四枚花びら、レッドローズ入りの三枚の花びらパーツ、六枚花びらの順にセットし、裏に白フェルトを縫いとめる。

8.最後に花形を整えて仕上げる。ワイヤー入りなので気分に応じてアレンジ可能。

尚、更に華やぎを加えたい時は、揺れるフラワーパーツとマラボウをフラワーテープで巻きつけたものを、クリップに挟んで使うとよい。トップ写真参考に。

9.コサージュピンは糸で、クリップはボンドで接着する。右利きと左ききでは向きが違うので注意。