2015年8月6日木曜日

ラベンダータペストリー

      今年もフレッシュラベンダーの季節になりました。茎が太くしっかりした教材が届き、
      さっそく壁に飾るタペストリーを編みました。
      生花の時は重みで少したわみます。乾燥して軽くなってから飾りましょう。
      
      昨年植えた「ベルガモット」のピンクの花が沢山咲いたので、ミニブーケを作りアクセント 
      としました。2015年のラベンダークラフトです。
     
      簡易編み機は、最初の編み出しが解りやすく失敗が少ないので採用しました。
      慣れたら、タコ糸の上に直接ラベンダーを置いて、同じ力加減で編み込みを。


長く編み込んで見ました。上段は花穂が左右に向き、中段以降は、短い茎の花穂を中心に向けて編みました。

こちらの飾りは。ピンクのベルガモットとラベンダーのブーケ、こぼれたラベンダーを紫のオーガンジーの袋に詰めたサシェです。ラベンダーバンドルズを飾っても素敵。

生花の時も香りますが、乾燥の過程で香りが変化していくところが面白いです。そばを通ると夏の香りが漂います。








●ラベンダータペストリー
[材料]
フレッシュラベンダー(今回は富良野のオカムラサキ)            100~120本
タコ糸                                                                                         160cm×4本
リボン(紫、6ミリ幅)                                                                                 50cm
モスグリーンのワイヤー(#28)                                                                   1本
ミニブーケ(残りのラベンダーとワイルドベルガモットのドライフラワー)              一つ


[用具]
簡易編み機(段ボール製) ⇒無くてもタコ糸の上に直接ラベンダーを置いて編める。
ハサミ、メジャー

[作り方]
①160cmのタコ糸を四本用意する。





②段ボールで台形の簡易編み機を作
り、パン切りナイフで上から1/2まで
切込みを四か所入れる。







③簡易編み機に①のタコ糸をセット。
二等分した場所が中央に来るように、
切込み箇所へ押し込む。

四本のタコ糸が絡まないように注意。
④葉を取ったラベンダーを二本、交互に編み機の上に乗せ、タコ糸で結ぶ。
この時の結ぶ方法が同じになると、編みあがりがきれいになる。











⑤四か所のタコ糸を、しっかりひと結びする。
かた結びは不可。

⑥簡易編み機を外し、同じ作業を続ける。
⑦好みの長さになれば、タコ糸で四か所を縛り蝶結びで終わる。
⑧蝶結びが下側となる。
解けないように蝶結びの輪どうしをもう一度結んでおく。
⑨紫のリボンで上部にフックを作る。リボンはタコ糸に巻きつけるように結んでおくと安心。
⑩ミニブーケをワイヤーで飾る。

















ワイルドベルガモット

葉をこするとレモンとオレガノをミックスしたような香りがする。
柑橘系の香りが特徴のハーブなので、柑橘類のベルガモットと同名で呼ばれるようになったのだろう。

真っ赤な花色が松明に見えることから、和名は松明花(タイマツバナ)と呼ばれる。ピンク色は珍しいかもしれない。

栽培は簡単で順応性があり、どこでも育つ。夏の間、花が咲き続ける。

楽しみ方は、ハーブティ、サラダ、詰め物、サマードリンクの香り付け。ポプリ、浴用、染色(鉄媒染でモスグレー)、切り花にもよい。

アメリカ原産で、先住民が利用していたハーブ。




◆参考