2012年1月14日土曜日

パン(グリッシーニ)

イタリアのトリノ発祥で、スティックタイプのパンを「グリッシーニ」と呼ぶ。手作りのハーブソルトが味のアクセント。生ハムを巻いたり、ディップやチーズ、オリーブオイルと共に召し上がれ。ナポレオンも大好物で、わざわざ取り寄せていたらしい。コショウや七味唐辛子、カレー粉や粉チーズなども合う。もちろん、シンプルに塩だけでも大丈夫。軽い食感が特徴で、ワインやビールのおつまみ、おやつにどうぞ。

ハーブソルト
[材料]
あら塩                      大さじすりきり1
ブラックペッパー(あらびき)           小さじ1/4
ドライパセリ                    小さじ1/4
オレガノ                      小さじ1/6
マジョラム                        小さじ1/6
ガーリックパウダー(あらびき)           小さじ1/4
セロリシード(手で軽くもんで)          ミクロスパーテル1
ベイリーフパウダー                ミクロスパーテル1
オニオンパウダー                  ミクロスパーテル1
チンピパウダー(温州みかんの乾燥した皮)      ミクロスパーテル2(好みで加減)
  
陳皮(チンピ)パウダー          ベイリーフパウダー


●パン(グリッシーニ )
[材料]
強力粉               150g
ドライイースト           小さじ1すりきり
ぬるま湯(38度)         90ml
塩                 小さじ1/4
砂糖                 大さじ1/2強
オリーブ油(生地用)         大さじ1
打ち粉用の強力粉          少々
オリーブ油(仕上げ用)        適量

 
湯だね
薄力粉              大さじ2すりきり
熱湯               大さじ1

[作り方]
①生地を作って休ませる。
A.湯だねを作る。薄力粉に90度以上の熱湯を加え、粉っぽさが消えるまで混ぜる。軽く手で丸めて冷ましておく。湿度により固さは変わるので ゆるい時は、そのままでもよい。 


B.イースト水を作る。約38度のぬるま湯に分量の砂糖の一部(少々)とドライイーストを加えて溶かしておく。(砂糖入りのぬるま湯で溶かすとイーストの働きが活発になる)

C.ボールに粉、塩、砂糖、湯だね、オリーブ油を入れ、Bのイースト水は砂糖めがけて注いで加え、材料を3分間混ぜる。粉と湯だねが均一になるまでよく混ぜ、手で軽く押し混ぜて両手でもみ混ぜる。混ぜる時間は3分が目安。手に生地がつかなくなったら終了。従来のように長くこねる必要なし


D.生地を手で軽く包み込み丸い形に整えベンチタイムをとる。ベンチタイムは生地を休ませること。
乾燥を防ぐために、湯に漬けて固く絞った温かい濡れ布巾を生地にかけ、室温で15分休ませる。ベンチタイムをとると生地が緩んで成形しやすくなる。この作業の後にオーブンを点火

②麺棒で生地を薄い長方形に伸ばす。

③生地の半分は細い棒状に、残りはやや太く切ってからねじる。

④天板にオーブンシートを敷き、カットした生地を重ならないように並べ、ハケでオリーブ油を塗る。
 

ハーブソルトをふりかける。

 ⑤180℃のオーブンで15分焼くと完成。