コーディアルは、濃縮されたハーブの伝統的 な自然飲料です。炭酸水や冷水で薄めて飲み ます。ドライハーブとフレッシュハーブの二種類の作り方を紹介します。右上のハーブはレモンバーベナ、左手はレモンバームとミント、中央はマローとローズ マリー、右下はレモンユーカリです。ノンカフェインのハーブドリンクで、夏をのりきりましょう。
上記写真左のピンク色は、フレッシュハーブコーディアル。右側はドライハーブコーディアルです。
コーディアル
A.ドライハーブミックス(ローズヒップ、ハイビスカス、ローズピンク) 10g
B.フレッシュハーブミックス(好みのハーブで) 30g
[材料]
AかBのハーブミックス
熱湯(沸騰直後) 400ml
砂糖 300g
レモンの絞り汁 1/2個分
保存用ガラスビン(500~600ml入り) 一つ
[作り方]
A.ドライハーブミックス
①大きめの鍋底にフキンを敷き、その上にガラスビンと蓋を置き、それらが完全に浸かるまで水を入れ加熱する。沸騰してから1~2分くらい経過すれば消毒完了。
②蓋とガラスビンを取り出し、清潔なフキンやタオルなどの上に置いて冷ます。蓋とビンは上向きにすると水分が蒸発しやすい。
③ボールにハーブを入れ、沸騰した熱湯を加え、蓋かラップをして15分蒸らす。
④ザルにキッチンペーパーを敷き③をこす。
⑤レモンの種と絞りかすは、茶漉しなどて取り除いておく。
⑥鍋に移して砂糖とレモン汁を加え、沸騰しないように砂糖を溶かすが、煮詰めないこと。
⑦砂糖が溶けたら、あら熱をとって消毒済みの保存ビンに入れ、冷めたら冷蔵庫へ。約3~4週間は保存可。
B.フレッシュハーブミックス
フレッシュハーブの花、葉、茎を集めて重さを量る。紫色のマロー(ウスベニアオイ)を加えると、完成品がピンク色に仕上がる。
フレッシュハーブは、水洗いしてからザルで水分をきっておく。台所洗剤は必要ない。
フレッシュハーブの仕上がりは、淡い色になる。組み合わせるハーブにより、色も香りも変化して面白い。
ドライもフレッシュもハーブの爽やかな風味が特徴。エルダーフラワーは、マスカットの香りがすると言われている。フラボノイドを含み、喉や風邪に効果あり。ハーブの元気をもらって、梅雨も明るく健やかに。
[飲み方]
7~10倍ぐらいの冷水や炭酸水で割って飲む。
ヨーグルトやアイスクリームに。紅茶に加えると、ほんのりと香りがする。ホットで飲むと甘みが強く感じる。ゼリーやシャーベット、ケーキ作りに利用できる。