2010年12月7日火曜日

ジンジャーブレッド

モラセス(廃糖蜜)を使った素朴なお菓子です。しっとりした独特の食感があります。寒い時期 には、身体を温めてくれるジンジャー入りのケーキが嬉しいですね。一週間ぐらいは十分日持ちします。材料を混ぜて焼くだけのシンプルな作り方です。師走の 気ぜわしい時期ですが、暖かい飲み物をそえて、お茶の時間を楽しんでください。

ジンジャーブレッド
[材料]
無塩バター                  70g
サラダ油                  120cc
モラセス               大さじ4山盛り
黒砂糖粉末            大さじ4すりきり
薄力粉                    270g
ベーキングパウダー       小さじすりきり1
ベーキングソーダ(重曹)       小さじ2/3
シナモンパウダー        小さじ1すりきり
ジンジャーパウダー         小さじ1山盛り
牛乳                      190cc
生姜の絞り汁                10cc

モラセス(Molasses)について
シロップ状の糖液で、独特の芳香と濃厚な風味を持つ。砂糖を原料から精製するときに現れる副産物で、糖分以外の成分も含む。(黒蜜や蜂蜜でも代用可)

[用具]
20cm角型容器(耐熱)
クッキングシート
キッチンスケール(秤)
粉ふるい
ゴムベラ
軽量カップ、軽量スプーン大小
竹串(焼けたか確認用)

[作り方]
①ケーキ型に、クッキングシートの四隅に切り込みを入れたものを敷く。型から、少しはみ出すくらいがよい。
②バター、サラダ油、モラセス、黒砂糖を鍋に入れて弱火で溶かす。ゴムベラで時々かき混ぜながら、3~5分くらい加熱すると、濃いこげ茶色になる。焦がさないように注意する。
オーブン点火し170度に余熱準備
③薄力粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、シナモンパウダー、ジンジャーパウダーを一緒に、ボールにふるい入れる。
④粉類が入ったボールに、②の溶かしたバター液を流し入れて混ぜる。ボールを回しながら、ゴムベラで全体を大きく混ぜ、粉類が残らないようにする。
⑤牛乳と生姜の絞り汁を3~4回に分けて加える。ゴムベラで滑らかになるまで混ぜるとトロリとした生地になる。
⑥型に流し入れトントンと落として空気を抜き、170度のオーブンで約40分焼く。
表面のひび割れは、中まで火が通っている印。ケーキに竹串を通し、何もつかなければ大丈夫。
⑦冷ましてから切り分ける。焼きたてより一晩置いたほうが美味しい。
粉砂糖をふり掛けると雪のようです。

2010年11月7日日曜日

ゲビンデ

ゲビンデ(GEBINDE)は、ドイツ、オーストリアの伝統クラフトです。茶系の落ち着いた色調で、アンティークな雰囲気を持っています。スパイスを使用するので、アロマ的な効果も楽しめると思います。
花のない暗くて長い冬でも、自然との触れあいを実感できるものだったのでしょう。クリスマスの時期に多く見かけるのは、教会の布教活動を支えるため、パンやお菓子と共に売られていた時代の名残かもしれません。

シュトラウス (STRAUSS ブーケ、花束を意味するドイツ語)
[材料]
A.エゾマツ(中)                一個
B.ゴールドパインコーン            二個
C.パインコーン(大)              三個
D.パインコーン(小)              三個
E.アンバー(アメリカン楓)           一個
F.ジュニパー(プリザービング)       小枝三本
G.ベイリーフ                  10枚
H.ドングリ                    一個
I.シナモンスティック(約4cm)       二個
J.スターアニス(欠けは接着剤で修復)  二個
K.クローブ                   三個

ピコットリボン(赤、黄、緑)         各25cm
ビーズボール(白、ピンク、赤)       各一個
テラコッタ鉢(ベージュ、10×10cm)   一つ
オアシス                     5.5×4.5×4cm
ワンタッチ花リボン(ピンク)         2.4×90cm
レースペーパー(17.5cm)        一枚
工作用紙(赤)                 直径20cmの円形
人工パールビーズ(直径5mm)      13個
ブレード(白地に金、1×4cm)       二本
真鍮ワイヤー(黄銅)             0.28×150cm(ブリヨン=飾りワイヤー用)
茶色ワイヤー#20              8本
茶色ワイヤー#28              28本
フラワーテープ(モスグリーン)
グルーガンとグルー(瞬間接着剤でも可)
木工用ボンド
竹串
ラジオペンチ
カッター

[作り方]
1.オアシスをカッターでカットし、テラコッタの鉢に半分くらい詰める。

2.A~Cまでは、茶ワイヤー#20で、DとEは#28で、それぞれ「かけつなぎ」する。
完成したパーツは①のオアシスに立てておくか、花瓶などに入れると安心。スターアニスやビーズを接着したものは、壊れやすいので慎重に扱う。

3.Cのパインコーン(大)の先をラジオペンチで取り除き、ビーズボールをグルーガンで留め付ける。

4.Fのジュニパーベリーは、茶ワイヤー#20の1/2本を、小枝の木の部分に巻きつけて、三本ともワイヤリングする。

5.Gのベイリーフは、葉裏にワイヤーの輪をあて「ヘアピンつなぎ」にする。巻きはじめる茎がない時は、葉の一部を切り取って軸を作る。ワイヤーは#28を10本使用。

6.Hのどんぐりは、帽子(正式名はカクト)を利用して、#28ワイヤーを帽子の直近にかけ、一度ねじって反対側にも一本回し、輪の部分に通して引きながら、下に降ろして捻る。重みで抜けやすいのでしっかりと。不安定ならボンドなどで止めても。
注)帽子がない場合は、キリで穴をあけてボンド付きのワイヤーを差し込む

7.Iのシナモンスティックに、木工用ボンドでブレードを巻きつけておく。余分はカットする。 竹串に30cmの真鍮ワイヤーを、25回ぐらい巻きつけて作ったブリヨン(飾りワイヤー)に、茶#28のワイヤーを通して、ブレードの上から巻き「かぶせ つなぎ」でワイヤリングする。シナモンが抜けないように注意。
8.Jのスターアニスは、茶#28ワイヤー半等分に、パールビーズを五個通し輪にする。そのビーズリングの反対側に、残りの半等分ワイヤーをかけ、スターアニスの上に載せてワイヤーを捻って「かぶせつなぎ」でとめる。崩れやすいので力を入れすぎないこと。
注)スターアニスの欠けは、瞬間接着剤かグルーガンで修復して使う。

9.Kのクローブは、20cmの真鍮ワイヤーを竹串に15~20巻いてブリヨンをつくり、クローブトップに巻きつけ、茶#28のワイヤー二等分で「かけつなぎ」する。フラワーテープで始末すると花の蕾風になる。

10.ピコットリボンは、五等分の屏風だたみにし、パールビーズを通した茶#28ワイヤーでねじりとめる。
11.直径20cmの円形にカットした赤い工作紙を八等分に折り、切り込みの山を四箇所入れ、広げてカーブを整える。中心部には、1cmの長さで切り込みも入れる。レースペーパーも、中央に同じように切り込みを入れておく。(マンシェッテ=花束受台)

12.ベイリーフ以外のパーツを、茶#28ワイヤーでブーケ状に束ね、その一番外側にベイリーフを一周飾り、全体をまとめて茶#28ワイヤーで最後に縛る。持ち手の長さは、テラコッタの高さに合わせてラジオペンチでカットし、フラワーテープを巻く。

13.持ち手11の花束受台に通し、オアシスに立てて安定させる。オアシスの穴が会わない時は、余分のオアシスで埋めて調節する。

14.ワンタッチ花リボンの細い紐の端をひき、飾りリボンを作り、13の作品のスペースとバランス を考え、適当な場所に細いリボン部分を結んで飾る。全体の形を整えて完成。⑫の段階でリボンを飾るより、花台に乗せたほうが空間の位置がわかりやすく、デ リケートなパーツを壊さずにリボンを結べる。
直射日光と湿気の心配のない場所に飾ってください。保管に注意すれば何年も楽しめます。

2010年10月7日木曜日

シュシュ

 シュシュとは、フランス語で「お気に入り」の意味を持つ髪飾りのことです。
可愛い花柄のリバティニットと、華やかなシャンタンジャガードで作りました。それぞれに、タイプの違うポプリが入っています。髪質により、ゴムの長さは調節を。
コサージュにアレンジしたり、スカーフ留めなどにも。色々と工夫して、装いのアクセントにお使いください。
生地の長さや幅を変えれば、ヘアーバンド、アームバンド、ブレスレットに応用できます。タンスに眠っているハンカチやバンダナを活用してみましょう。

A.リバティニット(基本の作り方) 香りはリラックスタイプ

[材料]
リバティニットプリント生地             13×50cm
丸ゴム 0.1mm幅                 20cm
手縫い糸(白)                    適宜
安全ピン(小)                    2個
ラベンダー                      小さじ1~2
ポプリオイル(ウインタースパイス)        1滴
型紙 (13×25cm)                一枚
チャック付きポリ袋                  一枚
[作り方]
①生地を中表に折り、一片を輪にして型をとる。縫い代1cmは、型紙に含まれている。
②チャック付きポリ袋にラベンダーを入れ、ポプリオイルを垂らして混ぜておく。
③生地を中表に折り、左右の端を4cmと短い辺を残して、1cmの縫い代で
細かく縫う。縫い代を、指先で割ってから表に返す。
④縫い残した短い辺を中表に合わせ、1cmの縫い代で縫いあわせる。
⑤縫い代を割り、リング状に形を整える。
⑥丸ゴム両端に、それぞれ安全ピンを刺して止め、片方はゴム通し口に留める。残った安全ピンを、ゴム通し代わりにしてゴムを通す。
⑦安全ピン同士を引っ掛けて止め、ゴムを仮止めしておく。
②のポプリを、ゴム通し口からシュシュに詰める。

⑧ゴムを手首にゆるくはまる程度の長さで固結びし、口を細かく縫い閉じる。

 

B.シャンタンジャガード(応用編) 香りはリフレッシュタイプ

[材料]
シャンタンジャガード生地      15×52cm
丸ゴム 3mm幅           20cm
手縫い糸 クリーム色        適宜
安全ピン(小)             2個
レモングラス              小さじ1
レモンユーカリ             小さじ1
型紙(15×26cm)          一枚
ビニール袋               一枚
ピンキングバサミ

[作り方]
①型紙どおりにピンキングバサミでカットする。ずれやすいのでマチ針で止めて作業を。
②Aのシュシュと同じように⑤まで仕立てる。

③レモングラスは飛び散らないように、ビニール袋の中で細かくカットし、
レモンユーカリは手で細かくちぎって、全体をよくまぜあわす。

④③の半量をシュシュに入れる。
⑤詰めたハーブ類が下にくるようにして、縫い目を中央に合わせてマチ針を打ち、ステッチ(判りやすいように黒糸使用)を一周縫う。
あまり細かくなくてもよい。中央はゴムを通すので空間を空けておく。安全ピンが通るスペースを確保する。
⑥反対方向も同じように残りのハーブ類を詰め、ステッチを縫う。
⑦ゴムの力が強く、最後の仕上げ時には縫いづらいので、ゴム通し口を2cmだけ残して閉じておく。
⑧Aと同じようにゴムを通して結び、口を閉じる。仕上がりは、ゴムが太い分だけ手首にしっかりはまる感じ。
ボリュームがでるので、シニョンに合わせても。

2010年9月7日火曜日

ローズウッド

ローズウッドは、その名が示すようにバラの香りのゲラニオールを含む。
19~20世紀、香料、家具、建築材として人気を博し、シャネルNO.5の原料でもあった。温かみのある芳しい香りを持ちながら、強い抗菌作用もある。
ウッディでフローラル、軽くスパイシーな甘い香りは、男女ともに人気。カゼールマッシーのローズウッドの小箱は、木目が美しい。

 

トリートメントオイル

[材料]
  • ローズウッドオイル(木部)               2滴
  • ネロリオイル                      1滴
  • サンダルウッドオイル                 1滴
  • ベルガモットオイル(ベルガテンフリー)       2滴
  • スィートアーモンド油                 30ml
  • 60ml入りの容器(ポンプタイプ)            1つ
[作り方]
①スィートアーモンド油に精油を加えて、よく混ぜる。使用する前にパッチテストを行う。出来上がりの濃度は1%になる。
パッチテスト⇒腕の内側にローションや美容液を少量つけ、24時間経過観察する。赤み、かゆみなどの異常がなければ大丈夫。
ローズウッドには緊張感を和らげ、沈んだ気分を明るくする作用がある。心身のバランスを取り戻し、ストレスケアに役立ってくれる。全身のボディトリートメントに使える。
風呂上りなどに適量を肌にすり込む。顔には、数滴で十分。少しべたつくが、朝には残らない。
夏の疲れが残らぬように、肌の手入れを心がけよう。

 

エキゾチックバスソルト

[材料] 3回分
  • ローズウッドオイル(葉)              5滴
  • ローズオイル                    3滴
  • パチューリオイル                 2滴
  • マンダリンオイル                  5滴
  • 天然塩                       大匙3
[作り方]
①天然塩に精油を加えて、よく混ぜる。

[使い方]
一回分として、大匙1杯を小皿などに入れてバスルームに持ち込む。
かけ湯の後に、ヒジ、ヒザ、カカト、足の裏、首の後ろ、二の腕などに、一つまみづつ優しくすり込む。決して力を入れないこと。強くこすると赤くなりヒリヒリする原因となることもある。
残ったバスソルトは風呂に入れる。体についたバスソルトは流さず、そのまま入浴する。やや温めの温度でゆったりつかると、皮膚と呼吸器の両方から、精油成分を吸収し効果的。
贅沢なバスソルトだが、厳しい暑さに疲れた心身を労わるつもりで使いたい。
注意 入浴後は、風呂の金属部分への影響を防ぐため、塩分を軽くシャワーで流しておく。
緊張した神経を緩やかに開放し、免疫力を高める香りのブレンド。
媚薬としても使われるパチューリやマンダリンが、エキゾチックな香りを漂わせ、夢の世界へと誘ってくれる。

2010年7月7日水曜日

ラベンダーシャッセ

茎の長いラベンダーを利用して作るクラフトです。シャッセとはダンス用語で、意味は片足が片足を追いかける動きをさします。フレッシュラベンダーが入手できる季節だけの楽しみです。最初は本数を減らして作るとよいでしょう。


ラベンダーシャッセ

[材料]
フレッシュラベンダー                  50本(茎が丈夫で長いもの)
紫色サテンリボン 3ミリ幅              160~170cm
紫色オーガンジーピコットリポン 1.5cm幅      160cm
ワイヤー#18                     一本
ワイヤー#28                     一本
モスグリーンの糸                    30cm

[用具]
竹串、ラジオペンチ、輪ゴム

[作り方]
①茎が長く太いラベンダーを50本選び、余分な葉を取る。
②茎の端を揃えてから、花穂の下あたりをモスグリーンの糸で何度か巻き、強くしっかりと結ぶ。
③茎の結び目近くを爪で押し、折り曲げやすくしておく。
④25か23本くらい(奇数で、茎の細さにより調節)を折り曲げる。
⑤3ミリ幅紫サテンリボンの端を3cm残して茎に結び、上下の繰り返しでカゴ編みを始める。
⑥編まない方の茎は、ゴムなどで束ねておくと作業しやすい。リボンがねじれないように注意。編み始めの2~3週は集中力が必要だが、 残りは単純作業が続く。
⑦花穂全体が編み込めたら、残りの茎をハサミでカットする。
⑧最後の一周は、一本ずつ茎にリボンを巻きつけながら始末する。

⑨最初と最後の余分なリボンは、竹串でカゴの中に押し込んでおく。
⑩ワイヤー#18をラベンダーの茎に添えて、カゴの中に差し込む。
⑪ワイヤー#28で、茎を束ねるように巻きつける。
⑫ワイヤー#18と茎を一緒に持って、カーブを作る。
⑬輪になるようにワイヤーでとめる。余分なワイヤーはラジオペンチでカット。出すぎた茎も先を揃えておく。
⑭オーガンジーピコットリボンを輪の交差した場所からスタートして、強くひっぱりながら巻き付けていく。最後は蝶結びで仕上る。乾燥すると茎が痩せるので強めに巻いておく。
⑮形を整え、直射日光を避け、風通しのよい場所で乾燥させる。7~10日間ぐらいで軽くなって完成する。
壁やドアノブ、グラス、瓶などにかけて楽しんでください。ラベンダーバンドルズの応用作品の一つです。素晴らしい香りも堪能できます。残ったラベンダーは全草香るので、ポプリや入浴剤に無駄なく利用しましょう。季節のハーブに触れ、夏バテ知らずでお過ごしください。
型崩れが心配なら、このようにして乾燥させると安心です。

◆参考

2010年6月7日月曜日

パンチェッタ Pancetta

豚 バラ肉を塩漬けしただけですが、旨みが凝縮して美味しい食材です。ベーコンのように手軽に使いこなしてください。本場のカルボナーラは、このパンチェッタ を使います。冷蔵庫で一ヶ月ほど保存出来ます。パンチェッタを使った料理として、ポテトサラダ、スパゲッティ、スープを紹介します。

パンチェッタ

[材料]
豚バラ肉(かたまり)        1kg
あら塩               70~80g
ベイリーフの葉(ドライ)      約10枚(風味付けと殺菌のため)

[作り方]
①豚肉に、塩を丁寧にまぶす。
②保存容器の底に、ベイリーフの半量を敷き、上に豚肉を乗せ、上側にも残りのベイリーフを置く。
③漬けてから3~4日は、肉から出た水分を捨てる。朝晩二回ぐらい、この作業を行う。
五日目ぐらいから、水分は少ししか出なくなる。時々、上下を返しながら一週間ほど冷蔵庫で漬け込むと完成。
より、美味しくなるのは、三週間目ぐらいから。冷蔵庫で約一ヶ月保存可能。 和、洋、中華の料理に役立つ素材で便利。

 パンチェッタとポテトのサラダ


[材料]二人分
ジャガイモ          500~600g
オレガノ(ドライ)      ひとつまみ
あら塩            小さじ1/2
レタス            二枚
トマト            1/2個
きゅうり           1/2本

<ホットドレッシング>
オリーブオイル        100cc
赤唐辛子           1本
ニンニク           ひとかけ
パンチェッタ薄切り      一枚(厚さ2ミリ 約30g)
パセリ            大さじ1(きざんで)
酢              25cc

[作り方]
①ジャガイモは、よく洗って皮ごと茹で、皮を取り除き、1cm厚さの輪切りにする。
②ジャガイモにオレガノ、塩小さじ1/2を加えて下味をつける。
③赤唐辛子は、種を取り除く。
④ニンニクは、薄皮を取ってつぶす。
⑤パセリは、みじん切りにする。
⑥パンチェッタは、小さく切っておく。

ホットドレッシングを作る
⑦フライパンに、オリーブオイル、赤唐辛子、ニンニク、パンチェッタを入れて火にかける。中火から弱火で、焦がさぬように加熱する。ニンニクが、軽く色づいたら火を止める。
⑧パセリと酢を加え再び火にかけ、グラグラと湧き上がったらポテトにかけて、ざっくり混ぜる。
⑨あら熱をとって、冷蔵庫で冷やす。
⑩器にレタスをしき、ポテトを乗せ、トマトやキュウリを飾って盛り付ける。

パンチェッタとキャベツのパスタ

[材料]二人分
スパゲッティ(ゆで時間5~7分)   140g(幅1.5ミリ)
オリーブオイル            大さじ1.5
赤唐辛子               一本
ニンニク               ひとかけ
パンチェッタ薄切り          二枚(約60g)
キャベツ(大きな葉)         二枚
エリンギ               二本
パセリ                大さじ1(きざんで)
パルメザンチーズ           少々
熱湯                 4L
塩                  小さじすりきり8(4Lの湯に対して1%)
黒コショウ              少々

[作り方]
①赤唐辛子は、二等分して種を取り除く。
②ニンニクは薄皮を取り、軽くつぶす。
③パンチェッタは、4~5ミリくらいの幅に切る。
④パセリは、みじん切りにする。
⑤キャベツは、手で一口大にちぎる。芯の硬い部分は、押しつぶしてから斜め薄切りにする。
⑥エリンギは、手で縦に裂いてから一口大に切る。
⇒パスタを茹で始める(五分タイマーセット)
⑦フライパンにオリーブオイルとパンチェッタをいれ、弱火で炒めて肉の脂を十分に引き出す。
ニンニクと唐辛子も加えて、更に炒める。ニンニクに色がついたら唐辛子とともに、いったん取り出す。焦げやすいので火加減注意。
⑧キャベツとエリンギを加えて、ざっと炒める。
⇒パスタの硬さチェック(少し硬いくらいでよい)
⑨茹で上がったパスタを軽く湯きりし⑧のフライパンにいれ、取り出しておいたニンニクと唐辛子も戻し、コショウも振って、全体をよく混ぜあわせる。味とパスタの硬さを確認し盛り付ける。
⑩パルメザンチーズを振り、パセリを散らして完成。 


パンチェッタと野菜のスープ

[材料]二人分
水                   600cc
パンチェッタ薄切り           一枚(約30g)
キャベツ                1/2枚
カブ                  1/8個
ニンジン(厚み1ミリの輪切り)     2枚
タマネギ(くし型)           1/8個
ローズマリー(生)           新芽3cmほど
チャービル               少々
白ワイン                小さじ1
ホワイトペッパー            少々
塩                   微量(塩味不足の場合に)

[作り方]
①鍋に水と細かく切ったパンチェッタ、千切りのキャベツとニンジン、薄い櫛形切りのタマネギ、1cmの角切りに切ったカブを加えて加熱。
②野菜が柔らかくなったら白ワインを入れ、ひと煮立ちさせてアルコール分を飛ばす。
③塩味を見てから、ホワイトペッパーを振り、ローズマリーの新芽を入れて火を消し、鍋の蓋をする。ローズマリーの香りを軽くつけるため、最初から入れない。
④温めた器に注ぎ、チャービルを飾る。

2010年5月7日金曜日

フィールドワーク <表参道界隈>

新緑の美しい季節に、様々なハーブやアロマ関連ショップがある「表参道界隈」へ出かけました。表通りだけではなく、裏通りにもこだわりのある店舗があります。参加者の皆さんも、香りをテストしたり、簡単なハンドマッサージを受けたりと楽しんでおられました。
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生活の木 原宿本店

本社ビルの中を、じっくりと見学しました。ハーブやアロマの専門店として、全国に支店を持つ会社です。今日では、カルチャー教室、海外旅行なども手がけています。
環境問題にも取り組んでおり、ガラスの精油瓶などはリサイクルできるシステムになっています。初心者からプロユースまで、幅広い品揃えが特徴です。店内はナチュラルな香りが漂い、ふらっと立ち寄っても癒される気がします。
疲れたら、二階の喫茶室でティータイムを。種類は多くありませんが、季節に合わせたハーブやスパイスが味わえます。頼めば、作り方も教えてくれそうな感じでした。タイミングによっては、一階右手の工房で石鹸作りが見られます。


五月はバラをテーマにしたディスプレイでした。天然のブルガリアローズを使った商品が、色々と揃っていました。











店先のラベンダーの花と人気のアロマミストディフューザーが目をひきます。 掲示板はアーユルベーダの施術案内です。











顧客の大半は女性ですが、男性用の化粧品や香りグッズのコーナーもあります。カップルで仲良く選ぶのも楽しいでしょうね。










同潤会青山アパートのあった場所に作られた「表参道ヒルズ」です。ブランドショップが有名なファッションビルですが、香りショップも何軒か入っています。吹き抜け構造のユニークな建物は、安藤忠男氏の設計です。一部分はアパートの名残を残したレプリカになっています。




表参道ヒルズ 地下二階   「Marks & Web」

シンプルな容器と詰め替え用を販売しているのが特徴。ブレンドオイルが人気商品で、じっくりとテスターで選べます。オーガニックコットンのタオルやベビー用品は、プレゼント好適品。少しだけ贅沢気分を味わいたい時にお勧めです。





表参道ヒルズ裏の神宮前小学校の近くにある 「OM表参道店」 OMとは、オフィチナリ・ディ・モンタウトの略
イタリアトスカーナ州モンタウトの自社農園で栽培した、完全無農薬のハーブや植物が原料。裏通りで目立たないが、オーガニックライフスタイルブラン ドとして、雑誌などでも紹介されています。小じんまりした店内にはソファもあり、ついつい寛ぎたくなってしまいます。イタリア料理に欠かせないオリーブオ イルやハーブ類も揃っているので、料理好きにも嬉しいお店です。