2008年9月7日日曜日

練り香

練り香はクリーム状で、肌に塗りこんで使用します。ソリッドパフュームとも呼ばれます。秋らしい金木犀の天然精油を使いました。和服にもぴったりです。
香りの強さは控えめになっています。尚、保湿効果もある素材なので、乾燥する季節に重宝すると思います。
金木犀の花言葉は、謙遜、真実、変わらぬ魅力、初恋、陶酔、時の流れを忘れない、素敵な思い出を忘れない。

■材料
  • ビーワックス(蜜蝋)                     2g
  • ホホバオイル                        8ml
  • オレンジオイル or マンダリンオイル         どちらか1滴(トップノート)
  • 金木犀オイル                       1滴(ミドルノート)
  • ネロリオイル                        1滴(ミトルノート)
  • 調香マスクオイル(caswell-massey社の精油   微量(ラストノート)
  • 保存容器 9ml入り                    一つ
■用具
キッチンスケール(1g単位)、メスシリンダー、計量カップ、つまようじ

■作り方
1.ビーワックスを量る。キッチンスケールで正確に計量を

    2.ホホバオイルをメスシリンダーではかる。計量スプーン使用は不可。ベース材料の配合量を守らないと、使いやすいかたさに仕上がらない。

    3.ビーワックスとホホバオイルを計量カップに入れる。

    4.3を鍋で湯煎する。完全に溶かしておくと、滑らかなクリーム状の練り香になる。湯量が多い とカップがひっくり返ることもあるので注意

    5.完全に溶けたら容器を鍋から取り出し、精油(オレンジ又はマンダリン)を加えていく。

    6.すぐに固まりだすので、手早く精油(ネロリ)を加えていく。もし、固まったら、もう一度湯煎すれば液状に戻るので慌てない。

    7.金木犀の精油は、粘性が強く扱いにくい。慎重に加えていく。少量でもフローラルな香りが強く感じられる。

    8.精油に含まれる色素で、オレンジ色に変化していく。

    9.マスクオイルは、非常に強い香りなので、つまよう枝に精油を浸して混ぜる程度の微量で十分効果がある。

    10.保存容器に、いっきに流し込む。正しく計量されていれば、容器にぴったり入る。一度で入り きらない時は、湯煎を何度が繰りかえすとよい。表面が固まり、あら熱がとれたら蓋をする。  直射日光と高温を避けて保存する。
    *使用方法
    手首、うなじ 耳の後ろ 足首などの脈うつところに塗ると効果的。
    汗の成分と混ざらないように、汗をかきやすい部位は避けたい。

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