2011年7月17日日曜日

ラベンダーバンドルズ(スパイラル)

今年は、花色が美しい早咲きタイプのラベンダーが、富良野から届きました。リボンがスパイラル模様になる編み方を紹介します。市松模様よりは高度ですが、何度か練習してコツを覚えましょう。
リボンの素材や色の組み合わせを変えると、個性的な作品が出来ると思います。
バンドルズ作りは、フレッシュなラベンダーが手に入る夏の楽しみです。完全に乾燥したら、防虫剤としてドレッサーに。虫除けを兼ねてインテリアに飾ることも。何よりも、その香りでリラックスしてください。汗を拭きながら夢中で作っていると、時の経つのも忘れそうです。


A..シングルスパイラル(2本ずつ交互に編む。綾織りと同じように)
[材料]
フレッシュラベンダー          13本(長さ35cmぐらい)
サテンリボン(6ミリ幅 薄紫色)                        1.6m
糸(モスグリーン、紫)                                          適宜

[作り方]
①茎が太く、丈の長めのものを13.本選び、葉を丁寧に取る。
②茎をまとめて、蕾の下あたりをモスグリーンの糸でしっかり縛る。
③蕾が取れないように、紫色の糸を巻きつけておくと作業しやすい。ボリュームアップしたい時は花穂だけを追加するとよい。

④折り曲げやすいように②で縛った糸の直近(茎下部寄りの方)に爪で癖をつけてから、慎重に花穂側へ折り曲げていく。
⑤編み始めのリボンは先を少し残して、茎を2本ずつ上下交互にカゴを編むようにしながら進む。
⑥ 全体の長さの6~7割ほど編み進んだら、残りのリボンを茎の中に挟みこんで余分はカット。
⑦編み始めのリボンを爪楊枝などで茎の中に押し込む。

⑧残ったリボンで蝶結びにする。
⑨最後に茎の長さを揃え、自然乾燥する。

B.ダブルスパイラル(ラベンダーを挟んで、2本のリボンを捻りながら編む)
[材料]
フレッシュラベンダー          11本
サテンリボン(6ミリ幅 青と黄色)                  各1.5m~2m
糸(モスグリーン、紫)                                         適宜

[作り方]
①茎が太く、丈の長めのものを11本選び、葉を丁寧に取る。
②茎をまとめて、蕾の下あたりをモスグリーンの糸でしっかり縛る。
③蕾が取れないように、紫色の糸を巻きつけておくと作業しやすい。
④折り曲げやすいように②でしばった糸の直近を爪で癖をつけてから、慎重に折り曲げていく。
⑤二色のリボンの先を軽く結ぶ。(縫いとめておいてもよい)
⑥ラベンダーを挟んで、2本のリボンを捻りながら編んでいく。

⑦下側の黄色いリボンを上に持ち上げ、青のリボンが下に通っているラベンダーの右隣のラベンダーの下に、黄色のリボンを通す。
 


⑧全体の長さの6~7割編み込んだら、残りのリボンで蝶結びする。
⑨ 編み始めのリボンを爪楊枝などで茎の中に押し込む。
⑩茎を揃えて、自然乾燥して出来上がり。

◆参考
ラベンダーシャッセ 2010年7月