イースターとは、イエスの復活を祝う祭り。キリスト教では、十字架にかけられたイエス・キリ ストが、数日後に復活したとされている。生命や復活の象徴として、卵が使われてきたと思われる。卵を、カラフルな紙や布、ペイントなどで彩って飾ったり、 家族でゆで卵を食べたり、友人と卵型のチョコレートなどを交換したりする風習がある。
尚、毎年、日付が変わる移動祝祭日で、春分の日の後の、最初の満月の 次の日曜日と決められている。今年の復活祭は4/24になる。百合の花は、聖母マリアを象徴する花として親しまれているので、春らしく華やかなカサブラン カの香りを使った。明るい春の兆しが待ち遠しい。
尚、毎年、日付が変わる移動祝祭日で、春分の日の後の、最初の満月の 次の日曜日と決められている。今年の復活祭は4/24になる。百合の花は、聖母マリアを象徴する花として親しまれているので、春らしく華やかなカサブラン カの香りを使った。明るい春の兆しが待ち遠しい。
イースターエッグ
A.レース
[材料]
卵の殻(白Lサイズ 横置き下側に直径2cmの穴 上記写真右端) 一つ
白コットンレース(リボン柄、淵は山型) 18cm
白コットンレース(四葉柄、淵はカーブ型) 15cm
白ギャザー入りレース 20cm
白サテン生地 10×10cm
白オーガンジー生地(ポリエステル) 3×3cm
フラックスシード(亜麻の種) 小さじ山1
カサブランカリリーのポプリオイル 1~2滴
デンプン糊、木工用ボンド
フラックスシードについて
古代エジプト時代から、繊維作物として栽培されてきたハーブ。淡青色の可憐な花が夏には咲く。花が終わると丸いさく果を結び、卵型の平らな種を作 る。
この種からは亜麻仁油がとれ、油絵の具の溶き油や塗料原料に利用されてきた。又、その絞りかすは家畜の餌になるとか。茎からは丈夫な麻繊維のリネンを 生み出す。種の冷却効果から、アイピローの素材としても注目されている。
[作り方]
①卵に、二種類のコットンレースを巻きつけ、デンプン糊で貼り付ける。
②三角や四角に小さくカットした白サテン生地を、残った卵の表面に貼り付ける。
③ジョウゴでフラックスシードを卵の中に入れる。
④カサブランカのポプリオイルを、卵の中のフラックスの上に垂らす。尚、卵の殻や植物の種は、香りを長く保つ保留剤の働きをする。
⑤白オーガンジー生地を、卵の穴のサイズより0.5ミリほど大きく円形にカットし、淵に糊をつけて穴をふさぐ。
⑥ギャザー入りリボンを蝶結びし、アクセントになる場所に木工用ボンドで接着する。
完全に乾燥すれば完成。
B.モザイク
[材料]
卵の殻(白Lサイズ 縦置きの下側に直径2cm、上側に5mmの穴 卵の写真左と中央) 一つ
キラキラスター紙(金、青、緑、紫、裏面はすべて銀) 10×10cm
セロファン紙(赤、青、緑、黄) 10×10cm
リボン(6ミリ幅 好みの色で) 30cm
白オーガンジー生地(ポリエステル) 3×3cm
フラックスシード 小さじ山1
カサブランカリリーのポプリオイル 1~2滴
デンプン糊、ループ返し
[作り方]
①細かくカットしたキラキラスター紙やセロファン紙を、デンプン糊で卵の表面に貼っていく。
②リボンをループ返しに引っ掛けて卵に通したら、上部の小さい穴から抜けないように、切端の方を玉結びしておく。
③卵の大きなほうの穴から、ジョウゴを使ってフラックスシードを入れる。
④ポプリオイルを③のフラックスシードの上に垂らす。
⑤A.レースの時と同じように、オーガンジー生地で穴をふさぐ。
⑥完全に乾いたら完成。
吊るして飾ると、動くたびにキラキラしたり、ステンドグラスのような雰囲気を楽しめる。香りが弱くなったら、お好みのポプリオイルやエッセンシャル オイルをオーガンジーの上から垂らし、フラックスシードに香りが移るように、振ってからしばらくおくとよい。穴の周りは壊れやすいから注意して。