2010年10月7日木曜日

シュシュ

 シュシュとは、フランス語で「お気に入り」の意味を持つ髪飾りのことです。
可愛い花柄のリバティニットと、華やかなシャンタンジャガードで作りました。それぞれに、タイプの違うポプリが入っています。髪質により、ゴムの長さは調節を。
コサージュにアレンジしたり、スカーフ留めなどにも。色々と工夫して、装いのアクセントにお使いください。
生地の長さや幅を変えれば、ヘアーバンド、アームバンド、ブレスレットに応用できます。タンスに眠っているハンカチやバンダナを活用してみましょう。

A.リバティニット(基本の作り方) 香りはリラックスタイプ

[材料]
リバティニットプリント生地             13×50cm
丸ゴム 0.1mm幅                 20cm
手縫い糸(白)                    適宜
安全ピン(小)                    2個
ラベンダー                      小さじ1~2
ポプリオイル(ウインタースパイス)        1滴
型紙 (13×25cm)                一枚
チャック付きポリ袋                  一枚
[作り方]
①生地を中表に折り、一片を輪にして型をとる。縫い代1cmは、型紙に含まれている。
②チャック付きポリ袋にラベンダーを入れ、ポプリオイルを垂らして混ぜておく。
③生地を中表に折り、左右の端を4cmと短い辺を残して、1cmの縫い代で
細かく縫う。縫い代を、指先で割ってから表に返す。
④縫い残した短い辺を中表に合わせ、1cmの縫い代で縫いあわせる。
⑤縫い代を割り、リング状に形を整える。
⑥丸ゴム両端に、それぞれ安全ピンを刺して止め、片方はゴム通し口に留める。残った安全ピンを、ゴム通し代わりにしてゴムを通す。
⑦安全ピン同士を引っ掛けて止め、ゴムを仮止めしておく。
②のポプリを、ゴム通し口からシュシュに詰める。

⑧ゴムを手首にゆるくはまる程度の長さで固結びし、口を細かく縫い閉じる。

 

B.シャンタンジャガード(応用編) 香りはリフレッシュタイプ

[材料]
シャンタンジャガード生地      15×52cm
丸ゴム 3mm幅           20cm
手縫い糸 クリーム色        適宜
安全ピン(小)             2個
レモングラス              小さじ1
レモンユーカリ             小さじ1
型紙(15×26cm)          一枚
ビニール袋               一枚
ピンキングバサミ

[作り方]
①型紙どおりにピンキングバサミでカットする。ずれやすいのでマチ針で止めて作業を。
②Aのシュシュと同じように⑤まで仕立てる。

③レモングラスは飛び散らないように、ビニール袋の中で細かくカットし、
レモンユーカリは手で細かくちぎって、全体をよくまぜあわす。

④③の半量をシュシュに入れる。
⑤詰めたハーブ類が下にくるようにして、縫い目を中央に合わせてマチ針を打ち、ステッチ(判りやすいように黒糸使用)を一周縫う。
あまり細かくなくてもよい。中央はゴムを通すので空間を空けておく。安全ピンが通るスペースを確保する。
⑥反対方向も同じように残りのハーブ類を詰め、ステッチを縫う。
⑦ゴムの力が強く、最後の仕上げ時には縫いづらいので、ゴム通し口を2cmだけ残して閉じておく。
⑧Aと同じようにゴムを通して結び、口を閉じる。仕上がりは、ゴムが太い分だけ手首にしっかりはまる感じ。
ボリュームがでるので、シニョンに合わせても。