2010年9月7日火曜日

ローズウッド

ローズウッドは、その名が示すようにバラの香りのゲラニオールを含む。
19~20世紀、香料、家具、建築材として人気を博し、シャネルNO.5の原料でもあった。温かみのある芳しい香りを持ちながら、強い抗菌作用もある。
ウッディでフローラル、軽くスパイシーな甘い香りは、男女ともに人気。カゼールマッシーのローズウッドの小箱は、木目が美しい。

 

トリートメントオイル

[材料]
  • ローズウッドオイル(木部)               2滴
  • ネロリオイル                      1滴
  • サンダルウッドオイル                 1滴
  • ベルガモットオイル(ベルガテンフリー)       2滴
  • スィートアーモンド油                 30ml
  • 60ml入りの容器(ポンプタイプ)            1つ
[作り方]
①スィートアーモンド油に精油を加えて、よく混ぜる。使用する前にパッチテストを行う。出来上がりの濃度は1%になる。
パッチテスト⇒腕の内側にローションや美容液を少量つけ、24時間経過観察する。赤み、かゆみなどの異常がなければ大丈夫。
ローズウッドには緊張感を和らげ、沈んだ気分を明るくする作用がある。心身のバランスを取り戻し、ストレスケアに役立ってくれる。全身のボディトリートメントに使える。
風呂上りなどに適量を肌にすり込む。顔には、数滴で十分。少しべたつくが、朝には残らない。
夏の疲れが残らぬように、肌の手入れを心がけよう。

 

エキゾチックバスソルト

[材料] 3回分
  • ローズウッドオイル(葉)              5滴
  • ローズオイル                    3滴
  • パチューリオイル                 2滴
  • マンダリンオイル                  5滴
  • 天然塩                       大匙3
[作り方]
①天然塩に精油を加えて、よく混ぜる。

[使い方]
一回分として、大匙1杯を小皿などに入れてバスルームに持ち込む。
かけ湯の後に、ヒジ、ヒザ、カカト、足の裏、首の後ろ、二の腕などに、一つまみづつ優しくすり込む。決して力を入れないこと。強くこすると赤くなりヒリヒリする原因となることもある。
残ったバスソルトは風呂に入れる。体についたバスソルトは流さず、そのまま入浴する。やや温めの温度でゆったりつかると、皮膚と呼吸器の両方から、精油成分を吸収し効果的。
贅沢なバスソルトだが、厳しい暑さに疲れた心身を労わるつもりで使いたい。
注意 入浴後は、風呂の金属部分への影響を防ぐため、塩分を軽くシャワーで流しておく。
緊張した神経を緩やかに開放し、免疫力を高める香りのブレンド。
媚薬としても使われるパチューリやマンダリンが、エキゾチックな香りを漂わせ、夢の世界へと誘ってくれる。