2010年7月7日水曜日

ラベンダーシャッセ

茎の長いラベンダーを利用して作るクラフトです。シャッセとはダンス用語で、意味は片足が片足を追いかける動きをさします。フレッシュラベンダーが入手できる季節だけの楽しみです。最初は本数を減らして作るとよいでしょう。


ラベンダーシャッセ

[材料]
フレッシュラベンダー                  50本(茎が丈夫で長いもの)
紫色サテンリボン 3ミリ幅              160~170cm
紫色オーガンジーピコットリポン 1.5cm幅      160cm
ワイヤー#18                     一本
ワイヤー#28                     一本
モスグリーンの糸                    30cm

[用具]
竹串、ラジオペンチ、輪ゴム

[作り方]
①茎が長く太いラベンダーを50本選び、余分な葉を取る。
②茎の端を揃えてから、花穂の下あたりをモスグリーンの糸で何度か巻き、強くしっかりと結ぶ。
③茎の結び目近くを爪で押し、折り曲げやすくしておく。
④25か23本くらい(奇数で、茎の細さにより調節)を折り曲げる。
⑤3ミリ幅紫サテンリボンの端を3cm残して茎に結び、上下の繰り返しでカゴ編みを始める。
⑥編まない方の茎は、ゴムなどで束ねておくと作業しやすい。リボンがねじれないように注意。編み始めの2~3週は集中力が必要だが、 残りは単純作業が続く。
⑦花穂全体が編み込めたら、残りの茎をハサミでカットする。
⑧最後の一周は、一本ずつ茎にリボンを巻きつけながら始末する。

⑨最初と最後の余分なリボンは、竹串でカゴの中に押し込んでおく。
⑩ワイヤー#18をラベンダーの茎に添えて、カゴの中に差し込む。
⑪ワイヤー#28で、茎を束ねるように巻きつける。
⑫ワイヤー#18と茎を一緒に持って、カーブを作る。
⑬輪になるようにワイヤーでとめる。余分なワイヤーはラジオペンチでカット。出すぎた茎も先を揃えておく。
⑭オーガンジーピコットリボンを輪の交差した場所からスタートして、強くひっぱりながら巻き付けていく。最後は蝶結びで仕上る。乾燥すると茎が痩せるので強めに巻いておく。
⑮形を整え、直射日光を避け、風通しのよい場所で乾燥させる。7~10日間ぐらいで軽くなって完成する。
壁やドアノブ、グラス、瓶などにかけて楽しんでください。ラベンダーバンドルズの応用作品の一つです。素晴らしい香りも堪能できます。残ったラベンダーは全草香るので、ポプリや入浴剤に無駄なく利用しましょう。季節のハーブに触れ、夏バテ知らずでお過ごしください。
型崩れが心配なら、このようにして乾燥させると安心です。

◆参考