2008年11月7日金曜日

ハーブティ

身体に優しいハーブティを紹介します。美容と健康のために続けたいものですね。ひと工夫したレシピにもチャレンジしてみましょう。

■フレッシュハーブティ

 

今回は、フレッシュのレモングラス、レモンバーム、ペパーミント、スペアミント、ステビアを使いました。基本的で人気のある組み合わせです。レモン系とミント系は相性がよいものです。甘味料としてステビアを加えています。
男女、年齢を問わずに、お勧めできます。新鮮な無農薬栽培のハーブを水洗いし、熱湯で2~3分抽出します。お茶の色は淡いイエローで、すっきりと飲みやすいと思います。ハーブを栽培されているなら、手軽に利用できますね。

■スパイシーバジルティ
本当に疲れきった時の特効薬のレシピです。身体がシャキっとします。バジルは料理のイメージが強いですが、ハーブティとしても役立ちます。スパイス の刺激が舌に軽く残りますが、これが元気を呼び起こす素だと思ってください。カップ&ソーサーだけで簡単に手早く入れる方法を紹介します。
〔材料〕
生バジルの葉                1~2枚(特大なら一枚で)
オールスパイス(パウダー)        耳掻き1(写真の金具はミクロスパーテル)
コショウ(パウダー)             耳掻き1(あればミルで挽き立てを)
〔入れ方〕
1.熱湯で温めたティーカップにバジルの葉とオールスパイス、コショウを入れる。
2.熱湯を注いでソーサーで蓋をし、約30秒~1分待つ。
 

■ドライフルーツ入りラベンダーティ

自然の甘みと食物繊維、アントシアニン、ビタミン、鉄分などの栄養成分も取れるレシピです。ラベンダーをローズに変えても合います。お好みで選んでください。柔らかくなったドライフルーツも美味しく召し上がれ。疲れ目、肌荒れ、便秘、貧血などに。
〔材料〕
ラベンダー(出しパック入り)                            小さじ1
ドライフルーツミックス                                約大さじ1
(プルーン、レーズン、ブルーベリー、クランベリー、マンゴーなど)

〔作り方〕
1.カップに材料を入れ、熱湯を注ぎ皿で蓋をし、約2分待つ。
2.出しパック入りのラベンダーを取り出して飲む。ドライフルーツの酸味で、青みを帯びたラベンダーティが赤紫色に変化する。
 

■ローズジンジャーティ

寒い日には、保温効果のあるハーブティを飲みたくなります。バラとジンジャーのコンビで優雅にポカポカと温まりましょう。
冬は風邪予防としても有効です。夏は冷房で疲れた身体にも向きます。
〔材料〕
レッドローズ(ピンクでも可)                  小さじ山1
生しょうが(ドライでもよい)                  2~3枚(軽くつぶして)
ステビア(ハチミツなどの甘味料でも)            2~3枚
熱湯                               200cc

〔作り方〕
1.ポットにすべての材料を入れ熱湯を注ぐ。蓋をして3~5分待つ。ホールスパイスや根、皮、実などは抽出時間が長め。
2.茶漉しなどを使い、カップに注いで飲みます。甘みは加えなくても大丈夫です。

■マテ茶

コーヒー、茶(緑茶、紅茶、ウーロン茶)などと並ぶ、世界三大ティーの一つです。インカ帝国の時代から、一千年以上飲みつがれてきました。『飲むサラダ』と呼ばれるくらい栄養が豊富です。ビタミン、鉄分、カルシュウム、ポリフェノール、食物繊維などを含みます。
南米の人々が肉食中心の食生活でも成人病が少ないのは、マテ茶を日頃飲んでいるからと言われています。アイスでもホットでも楽しめるお茶です。緑色はグリーンマテで、煎茶のような味わいです。ミントやレモンを加えると飲みやすいでしょう。
こげ茶色はローストしたもので、ブラックマテと呼びます。ほうじ茶のような感じでしょうか。ミルクやスパイスとあいます。生活習慣病、貧血、冷え性、便秘、骨祖しょう症などの対策に。
〔入れ方〕
計量スプーンすりきり1のマテ茶(グリーン、ブラックのどちらでも)に、80度の湯を注ぎ2分待つ。熱湯で入れると渋みが出るので注意を。ストレートでも強い癖がないので飲みやすいです。ハーブやミルク、スパイスを加え、アレンジも楽しんでください。