2014年3月22日土曜日

桜のサシェ




 そろそろ桜の開花が気になる頃です。愛らしい桜のサシェで、ひとあし早く春気分に。
中央の巾着部分には、白檀と桜の花のフレーク、桜のポプリオイルが入っています。
香りを楽しんだ後は、ジュエリーケースなどにも使えます。


 桜のサシェ
[材料]
ピンクサテン生地(桜色) 20×20㎝
縮緬生地(ピンク絞り柄) 20×20㎝
梨地ジョーゼット生地(ピンク)11×27㎝
ビーズ(直径1㎝)        2個
紐(ピンク系多色)      70cm
正五角形型紙(直径14.5cm、縫い代含まず)
中袋用型紙(11×27cm、縫い代含む)
縫い糸(白)
セロテープ
ゼムクリップ(紐通し用)




[作り方]
①サテン生地とチリメン生地の裏側に、五角形の型紙を置き型を取る。角をしっかりと移すこと。
縫い代1.5cm~2cmほど残し裁断。二枚を中表にして待ち針を打ち仕立てる。最後の一辺は半分だけ縫い残こし返し口とする。


② 表に返したら返し口を閉じる。縫い代は特にカットの必要なし。かえって角がしっかりするのでそのままで。
③ 中袋用型紙どおりに裁断した梨地ジョーゼット生地を、中表で横二つ折りにし待ち針を打つ。その時、紐通し口は1cm縫わずにおくこと。

④ 通し口の上は1cm縫って玉止めし、1cmの通し口は縫わずに、後は下まで縫い代1cmで縫っておく。
 ⑤④の縫い代をくけた状態。穴の部分が紐通し口となる。
⑥ 紐通し口の位置を確認してから、待ち針を打ち、中袋上部を折り返してくける。紐が通るので丁寧に。
⑦ 底を縫い代1cmで縫い、左右の隅をつまんで縫う。左右を同じ幅と位置にする。
⑧左右の角を繋いで縫いとめ四角い底を作る。
⑨紐の端をゼムクリップに結び、通し口から入れる。

通常の紐通しでは、長すぎて使いづらいのでゼムクリップを利用した。
 ⑩紐の先にセロテープを少しだけ巻き、固くしてからビーズの穴へ通す。通しにくいビーズの穴には、この方法が有効です。

通し終えたら、ビーズの上下で固結びし、ビーズを固定する。

⑪五角形の縮緬側の上に中袋を広げておき、五つの角を中袋の紐通しの下あたりに、待ち針でバランスよく配置し、糸で縫って固定する。紐がスムーズに動くかチェックして。
⑫⑪で縫いとめた五角形の角と角どうしを指でつまみ、膨らんだカーブ(待ち針を打った箇所)を少しだけ内側に折り込んで、2~3回縫いとめる。これで桜の花びららしくなる。五か所とも同じように始末する。
⑬⑪で 最初に中袋に固定した角(⇒の箇所)を、最後に外側につまんで縫いとめる。これで花びらのカーブがきれいになる。















桜のサシェ用ポプリ
[材料]   
サンダルウッド(ポプリ用)       小さじ1
サンダルウッド(彫刻の削りかす)  小さじ1/2
老山白檀(香道用)         切手サイズ
桜の花のフレーク(食品用)       少々
桜のポプリオイル          1~2滴
ダシパック                一つ

[作り方]
①材料すべてを混ぜ合わせ、ダシパックに詰めてからサシェの中袋に収める。



白檀は香りの保留剤にもなる。何種類かミックスすると奥深い香りに仕上がる。柔らかな和の香りが漂い、春が待ち遠しくなる。