あり合せの野菜やキノコ、ベーコン、ハムなどで作るフランスの惣菜です。一晩置くと味が馴染み、切り分けやすくなります。野菜がたっぷり取れて嬉しいですね。冷めても美味しいので、朝食、おやつ、オードブルにいかがですか。今回は、スパイスとハーブを加えた2種類のレシピを紹介します。
[準備]
パウンドケーキ型に合わせてカットしたオーブンシートを敷いておく。
[材料]パウンドケーキ型一つ分
小麦粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1
卵 2個
牛乳 100 cc
オリーブオイル 50cc
パルメザンチーズ 50g
塩、コショウ 少々
<具材>
ベーコン 一枚
タマネギ 1/4 個
マッシュルーム 1パック
パプリカ(赤、黄色) 各1/2個
ブロッコリー 1/2個
ニンジン 1/2個
オリーブオイル 小さじ1(炒め用)
Aレシピ(ハーブ入り) Bレシピ(スパイス入り)
生ローズマリー 5cm×2本 キャラウェイシード 2つまみ
生レモンタイム 4本 ナツメグパウダー 2振り
[作り方]
①小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるう。
②フライパンにオリーブオイルを入れ、あらみじん切りのベーコン、タマネギ、パプリカと縦にスライスしたマッシュルームを炒め、別皿で冷ましておく。
③小房に分けたブロッコリーとさいの目に切ったニンジンは、それぞれレンジで加熱するか茹でておく。野菜の水分はザルなどて切る。
オーブンは180℃に余熱しておく。
オーブンは180℃に余熱しておく。
④ボールに卵を割りいれ、牛乳、オリーブオイル、塩、コショウを加えて混ぜる。
⑤パルメザンチーズも加え、泡だて器を使用して混ぜる。
⑥②とブロッコリー、ニンジンを入れて軽く混ぜ、①の粉も加えて更に混ぜ合わせる。ゴムベラを使い、ダマにならぬよう丁寧に。
⑦⑥にハーブやスパイスを加えていく。
左の写真はBレシピ(スパイス入り)なので、キャラウェイシード1つまみとナツメグが入っている。
残りのキャラウェイシード1つまみを上に振りかけたところ。飾りだけではなく、スパイス入りを伝える意味もある
Aレシピ(ハーブ入り)は、ローズマリー一本分とレモンタイム3本分の葉を取り、みじん切りにしておく。茎は固いので使わない。
⑧トントンと2~3回ほどタオルなどの上に型を落とし、中の空気を抜いておく。残りのハーブは上に飾って焼く。
⑨180℃に余熱しておいたオーブンで40~50分ほど焼く。2種類を一度に焼くと60分近く なることも。
⑩表面に焼き色がついて、美味しそうな匂いがしたら完成の合図。念のため、竹串を通して確認すると安心。竹串に何もついてこなければ火が通っている。オーブンの種類によって、時間は調節する。
⑪一晩置くと生地と具が馴染み落ち着き、味もアップするので翌日まで我慢。
焼き立てを切ると、左写真のようになる。
◆ジンジャー&レモングラスティ(ホット)
[材料]マグカップ一杯分レモングラス(ドライ) 一本(約80cm)
ショウガ(皮付きの薄切り) 4枚
水 300cc
[作り方]
①鍋に材料全部を入れ五分ほど煮出すと、薄い黄色のお茶が出来る。三煎ぐらいは飲める。
ショウガのエキスは煮出すと良く出る。お湯を注いで作る場合は、五分以上抽出すること。
②茶漉しを使いカップやポットに注ぐ。
③砂糖なしでも十分に美味しい。寒い時期に身体を温めるショウガと、年末年始で疲れた胃腸に優しい健胃、消化促進作用のあるレモングラスは嬉しい組み合わせ。
今回のレモングラスは、昨年の12月に収穫し、乾燥させたもの。
注意点 妊娠中の多用は控えて。